森の科学館を訪れる読者が最も注意すべき落とし穴は、ネット上の古い情報による2つの大きな誤解です。
盲点1:多摩森林科学園には「一般来園者用駐車場」が一切ない
地方の自然公園や博物館の感覚で「森の科学館の駐車場に停めればよい」と思い込んでマイカーで現地へ向かうと、重大なトラブルに巻き込まれます。公式発表資料にも明記されている通り、多摩森林科学園の敷地内には一般来園者用の駐車スペースは1台分も用意されていません(身障者用等の特殊車両を除く)。
施設周辺の廿里町付近は道幅が狭く、駐停車は厳しく制限されています。車で向かう場合は、必ず「高尾駅南口・北口周辺の有料コインパーキング」に駐車し、そこから徒歩で向かう必要があります。特に4月の花見シーズンは駅周辺の民間駐車場も朝8時台には満車となるため、原則として電車の利用が鉄則です。
盲点2:2026年現在の状況と「部分開園」の継続
過去の台風災害による法面崩壊等の影響を受け、多摩森林科学園は安全確保のための復旧工事を重ねてきました。森の科学館現在の状況(2026年最新情報)として公式案内を確認すると、「森の科学館」「第1樹木園」「第2樹木園」「サクラ保存林の一部」は公開されているものの、「第3樹木園」の公開は未定のままとなっています。
過去の全山周遊ルートを想定して訪れると、通行止めロープに阻まれてルートの変更を余儀なくされます。全行程を踏破しようとするハイカーは、現在の部分開園マップを入口窓口で必ず受け取り、開放されているエリアの所要時間を再計算した上で歩き始める必要があります。