Q1:背骨の真ん中を押すと痛いのですが、市販の湿布を貼って様子を見ても大丈夫ですか?
A1:数日安静にして軽快する軽度の筋肉痛であれば経過観察も可能ですが、「骨を押すと激痛が走る」「骨を叩くと響く」という症状がある場合は、湿布だけで様子見を続けるのは避けてください。湿布に含まれる消炎鎮痛剤は一時的に表面の痛みを麻痺させますが、骨折や感染症、内臓疾患そのものを治す効果はありません。痛みの原因を曖昧にしたまま活動を続け、骨の圧壊が進行するリスクがあるため、早期に整形外科を受診してください。
Q2:背骨がピンポイントで痛いとき、整体やマッサージに行ってもいいですか?
A2:整形外科で確定診断を受ける前の段階で整体や強いマッサージを受けることは推奨されません。もし痛みの原因が胸椎圧迫骨折や化膿性脊椎炎、棘突起炎であった場合、外部から強い圧迫や捻りの衝撃が加わることで、骨折が重症化したり炎症が広範囲に波及する重大な事故に繋がります。まずは医療機関でレントゲンやMRIによる検査を受け、「骨や内臓に器質的な異常がない」と確認された後、医師の許可を得てから適切な手技療法やリハビリを受けるのが安全です。
Q3:どのような症状が出たら夜間や休日でも救急外来を受診すべきですか?
A3:「突然経験したことのないような激痛が背骨に走った」「痛みが背中だけでなく胸や腹部にも広がり、冷や汗や呼吸困難を伴う」「下肢に力が入らなくなったり感覚が麻痺してきた」「尿や便の排泄感覚がわからない」といった症状が見られる場合は、大動脈解離、急性心筋梗塞、重篤な脊髄圧迫麻痺などの命に関わる疾患が疑われます。朝まで我慢せず、直ちに救急外来を受診するか救急車を要請してください。