四十九日の返礼品を郵送する際には、正しい熨斗(のし)紙の選択と挨拶状(お礼状)の同封が欠かせません。水引は「黒白」または「黄白(主に関西・北陸地方)」の結び切りを用います。
表書きは、全国的に広く使われる「志」が基本ですが、関西地方を中心とする西日本では「満中陰志(まんちゅういんし)」と書くのが通例です。「中陰(四十九日間のこと)が満ちたことへの志」を意味します。水引の下部には、施主の「苗字」または「〇〇家」と記載します。
品物に添える香典返しの挨拶状には、句読点(、や。)を使わないという古くからの慣習があります(法事が滞りなく流れるようにという意味)。
【挨拶状の例文】
「謹啓
御尊家におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
先般 亡父 〇〇 儀 葬儀の折にはご多忙中にもかかわらずご懇篤なるご弔慰とご香料を賜り厚く御礼申し上げます
おかげをもちましてこの度 四十九日の法要を滞りなく相営みました
つきましては供養のしるしまでに心ばかりの品をお届けいたしましたので 何卒ご受納くださいますようお願い申し上げます
略儀ながら書中をもちまして謹んで御礼のご挨拶を申し上げます
敬白
令和〇年〇月
喪主 氏名」