ブライダル関連企業が式場参列者を対象に実施した実態調査データによると、2026年現在、披露宴会場へ「何らかのバッグを持参した」と回答した20代〜40代男性の割合は68.4%に達している。2010年代半ばには手ぶら派が約6割を占めていたが、ここ10年で比率は完全に逆転した。
その背景にあるのが、デジタルデバイスの普及と持ち物の変容だ。現代の参列者が携帯すべきアイテムを整理すると、バッグなしでの参列がいかに非現実的かが浮き彫りになる。
【結婚式での男性の標準的な持ち物リスト】
- ご祝儀袋+袱紗(ふくさ):持参必須。折れや汚れを防ぐため平置き保管が前提。
- スマートフォン:近年の大型端末(6.7インチ以上など)は内ポケットに収まらない。
- 小型財布・フラグメントケース:二次会会費など現金が必要な場面に備える。
- 薄型モバイルバッテリー:写真・動画撮影や電子チケット確認によるバッテリー消耗対策。
- 白無地の清潔なハンカチ:エチケットとして必須。
- その他小物:車のキー、目薬、口臭ケア用品、常備薬など。
大手結婚式場のアテンダントは現場のリアルを次のように明かす。「受付でポケットからクシャクシャになった袋を直接取り出される男性をお見かけしますが、新郎新婦のご親族が見ている前では悪目立ちしてしまいます。スマートなクラッチバッグから袱紗を取り出し、両手でお渡しになる姿のほうが、同席される方々にも圧倒的に洗練された印象を与えます」。