知恵袋や各種掲示板、ソーシャルメディア上の声を分析すると、フォロー規制に遭遇した利用者の大半が「相互フォロー企画への参加」や「おすすめ(レコメンド)欄に流れてきた好みの動画を連続して登録していただけ」と証言しています。悪意のあるスクリプトを用いているわけではない一般層が、なぜこれほど容易に制限に巻き込まれるのでしょうか。
現場での挙動テストにおいて、新規作成したテスト用アカウントを用い、おすすめフィードに流れてくる動画を動画開始1秒未満で次々とフォローする検証を実施しました。その結果、わずか12人目をフォローした段階で画面下部に「タップ速度が速すぎます」とのポップアップが表示され、以降のフォローがすべて即座に弾かれる状態へ移行しました。
プラットフォームのAIは、ユーザーが動画をある程度視聴してからクリエイターに興味を持ったのか、それとも視聴実態のない機械的な連続タップを行っているのかを厳密にモニタリングしています。動画の再生維持時間がゼロに近い状態で連続タップを繰り返す行為は、システム側から見れば典型的な自動巡回ボットのシグネチャ(特徴的行動)と酷似してしまうため、善意の一般ユーザーであってもペナルティの対象となってしまうのです。