受験シーズンを迎えるたび、ネット掲示板やSNSでは根拠の薄い言説が飛び交います。栃木県高校偏差値ネットの反応を精査すると、現場の実態から大きく乖離した言説が散見されます。
ネット上で特に目立つのが「宇都宮高校の進学実績が私立に抜かれて凋落した」という言説です。しかし、客観的な国公立大学進学率詳細まとめを検証すると、宇高の東大合格者数や国公立大学への総進学率は県内他校を依然として大きく引き離しています。浪人を厭わず難関大へ果敢に挑戦する文化が健在であるため、現役合格実績の数字だけを切り取って「凋落」と断じるのは明らかな曲解です。
また、「私立の進学実績は特待生数名が稼いだ重複カウントに過ぎない」という批判も定期的に浮上します。確かに私立大学の合格実績(早慶上理・MARCHなど)には1人の優秀な生徒が複数学部に合格した数字が含まれます。しかし、国公立大学の合格実績は1人1校しか合格できないため、国公立大学への現役合格者数そのものは一切水増しができません。作新学院や宇短附が積み上げている国公立合格者数100〜150名超というデータは、特進クラス全体の指導力が底上げされている確たる証拠です。