大谷翔平選手がFAとなった際、MLBの全30球団のみならず米大手メディアや敏腕アナリストたちがこぞって「移籍先予想ランキング」を発表しました。巨額の資金力、チームの競争力、地理的条件、そして二刀流の受け入れ態勢を総合的に評価した、当時の有力移籍先ランキング上位5球団を振り返ります。
【第1位:ロサンゼルス・ドジャース】
争奪戦の開始当初から「大本命」と目されていたのがドジャースでした。11年連続ポストシーズン進出という圧倒的な強さ、資金力、そして大谷選手が慣れ親しんだ南カリフォルニアの温暖な気候。さらに花巻東高校時代から獲得を目指し続けてきた長年の熱意もあり、あらゆる条件でトップ評価を獲得していました。
【第2位:トロント・ブルージェイズ】
ドジャースの対抗馬として急浮上し、一時は「契約合意間近」とまで報じられたのがカナダ唯一のMLB球団ブルージェイズです。最新のトレーニング施設をフロリダに新設するなど育成・環境面への大規模投資を行い、大谷選手獲得のためにドジャースと同等の大型オファーを用意していました。
【第3位:サンフランシスコ・ジャイアンツ】
西海岸の名門ジャイアンツも、ドジャースと同額以上の条件を提示して最後まで獲得に全力を注ぎました。過去にアーロン・ジャッジ選手らの獲得を逃していたこともあり、球団の顔となるメガスターを切望していましたが、惜しくも宿敵ドジャースの後塵を拝する結果となりました。
【第4位:シカゴ・カブス】
鈴木誠也選手が所属し、伝統あるリグレー・フィールドを本拠地とするカブスも早い段階から獲得報道が過熱していました。クレイグ・カウンセル監督を大金で招聘するなど本気度を示したものの、最終交渉の段階で撤退を余儀なくされました。
【第5位:ロサンゼルス・エンゼルス(残留)】
6年間プレーし、二刀流を開花させてくれた古巣エンゼルス。球団とファンへの愛着は強かったものの、長年低迷するチーム状況と勝利への渇望を両立させることが難しく、残留の可能性は極めて低いとみられていました。