お札の三つ折りは左が先?逆はマナー違反になる理由と正しい包み方

お札の三つ折りは左が先?逆はマナー違反になる理由と正しい包み方

お札の三つ折りは左が先?逆はマナー違反になる理由と正しい包み方の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

三つ折りにする際、もうひとつ迷いやすいのが「肖像画の向き」と「表裏」の扱い方です。正解は、「肖像画がある面を内側にして包み、相手が開いたときに顔が正面からパッと見える状態」にすることです。

お札は、肖像画が印刷されている側が「表」、風景や記号などが描かれている側が「裏」と定義されています。三つ折りにするプロセスでは、まず表を上にして置き、左から内側に折り、右を重ねます。すると、最終的に外側から見えるのはお札の「裏面」の一部になります。

「大切な肖像画を隠してしまってよいのか」と疑問に思うかもしれませんが、これこそが日本古来の奥ゆかしい心遣いです。金銭を直接むき出しにして渡すことを慎み、受け取った相手が折りを開いた瞬間に、はじめて端正な肖像画の顔が正面を向いて現れる設計になっています。

裏面を表にして折ってしまったり、肖像画が逆さまになるように折ったりすると、封を開けた相手に違和感を与えてしまいます。相手の手元に届いて開かれる瞬間までを想像して包むことこそ、大人のマナーと言えます。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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