みぞおちの下が痛いのはなぜ?放置厳禁な危険サインと原因を徹底解説

みぞおちの下が痛いのはなぜ?放置厳禁な危険サインと原因を徹底解説

みぞおちの下が痛いのはなぜ?放置厳禁な危険サインと原因を徹底解説とはどのようなものなのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

Q1:みぞおちの下が痛いとき、心臓の病気(心筋梗塞など)の可能性もありますか?
A1:大いにあり得ます。特に心臓の下壁(胃に近い側)で心筋梗塞や狭心症が起きた場合、心臓の痛覚神経がみぞおちの神経と同じ脊髄レベルに入るため、胸ではなく「みぞおちの下の締め付けられるような激痛」として知覚されることが多々あります。息苦しさ、冷や汗、左肩や下顎への痛みの放散を伴う場合は、消化器ではなく循環器疾患を疑い、一刻を争う救急要請が必要です。

Q2:盲腸(虫垂炎)の痛みがみぞおちの下に出るのはなぜですか?
A2:内臓の知覚神経の配線によるものです。虫垂に初期の炎症が起きた際、内臓求心性神経を経由して脊髄第10胸節あたりに刺激が送られますが、この領域は胃や小腸からの神経も合流しているため、脳が「みぞおち周辺が痛い」と錯覚します。その後、炎症が虫垂の周囲にある腹膜まで燃え広がると、体性神経が刺激されて本来の解剖学的位置である「右下腹部」に激痛が局所化します。

Q3:みぞおちの下にしこりがあり、押すと痛むのですが癌(がん)でしょうか?
A3:直ちに癌と断定することはできません。みぞおちの中央直下には「剣状突起(けんじょうとっき)」と呼ばれる正常な胸骨の先端があり、痩せ型の人ではこれが硬いしこりのように触れ、強く押せば誰でも痛みます。しかし、拍動を伴うもの、表面がゴツゴツして硬いもの、皮膚の下で動かず急速に大きくなっているものは、腹部大動脈瘤や胃・肝臓の腫瘍の可能性があるため、放置せず消化器内科でエコー検査を受けて白黒をつける必要があります。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。