モーグリは、白い体毛に身を包み、頭頂部に赤いポンポン(触角)、背中にコウモリのような紫や黒の小さな翼を持つ架空の生物です。シリーズ初期からプレイヤーの旅をサポートするガイド役やセーブポイント、時には頼れる仲間として登場してきました。
名前の由来と元ネタは、「モグラ」と「コウモリ(英語でBat、古語や別名で用いられるイメージ)」を合体させた造語です。初期のキャラクターデザインを手がけた石井浩一氏が、かつて落書きで描いていた「洞窟の中に棲む不思議な生き物」のスケッチが原案となっており、土の中で暮らすモグラの愛嬌と、夜空を飛ぶコウモリの翼が見事に融合したデザインとして生み出されました。
トレードマークである「クポ」という語尾や鳴き声の意味については、単なる愛嬌づくりの口癖にとどまらず、彼らの種族間コミュニケーションにおける感情表現の核となっています。公式設定や作中の描写によると、声のトーンやピッチの高低、語気の強弱によって「喜び」「警戒」「怒り」「親愛」といった複雑なニュアンスを仲間同士で伝え合っています。人間に対して人語を話す際にも親近感や感情の機微を表すツールとして「〜クポ」が付与されており、プレイヤーにとって忘れられないアイデンティティとなっています。