クリエイター志望者が最も気にするのが、「ゼノン編集部への持ち込み」や「編集者の対応・育成方針」です。新人賞である「ゼノン漫画大賞」や常時受付の持ち込み窓口を通じて現場を体験した作家たちの証言から、そのリアルな内情を検証します。
漫画家志望者のコミュニティや現場取材で一致しているのは、「編集者の講評が論理的かつ極めて具体的である」という点です。単に「面白くない」「絵が荒い」といった抽象的な感想で片付けるのではなく、「3ページ目のコマ割りで視線誘導が途切れている」「キャラクターの感情変化の動機づけが弱いため読者が共感できない」といった、技術的・心理学的な見地からの指摘が行われます。
これにはコアミックスが長年培ってきた「演出力至上主義」が根底にあります。セリフに頼らず絵と構図で感情を伝える技術指導は厳しくも的確であり、「他社でボツ続きだったネームを持ち込んだら、欠点を明確に言語化して再構成を手伝ってくれた」という作家からの感謝の声が多数寄せられています。原作者と作画担当をマッチングさせる企画プロデュース能力も高く、作画力はあるがストーリーに悩む作家にとって極めて心強い環境です。