洋裁が劇的に変わる!伸び止めテープの貼り方・位置と種類別の使い分け術

洋裁が劇的に変わる!伸び止めテープの貼り方・位置と種類別の使い分け術

洋裁が劇的に変わる!伸び止めテープの貼り方・位置と種類別の使い分け術の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

伸び止めテープ売り場に行くと、さまざまな名称のテープが並んでおり、どれを選べばよいか迷うケースが後を絶ちません。仕上がりを完璧にするためには、伸び止めテープの種類と使い分けを正しく把握することが不可欠です。

主な種類は、タテ糸方向に裁断された「平テープ(ストレートテープ)」、角度をつけて裁断された「ハーフバイアステープ(半バイアス)」、そして「完全バイアステープ(ニット用)」の3つに分類されます。それぞれの特性と適したパーツは以下の通りです。

テープの種類構造・特徴(伸縮性)主な適応箇所現場のプロによる評価・推奨平テープ
(ストレート)タテ地で裁断。縦方向への伸びがほぼ0%で完全に固定。肩線、前立て、ポケット口、ファスナー付け位置など直線部直線の保形力は最強。カーブに貼るとシワの原因になるため厳禁。ハーフバイアステープ
(半バイアス)約22.5度の角度で裁断。適度な柔軟性と制動力を両立。ブラウス・ワンピースの襟ぐり、袖ぐり(アームホール)緩やかなカーブになじみつつ伸びを防止。布帛(織物)服の必須アイテム。ニット用バイアス
(完全バイアス/不織布)45度バイアスやストレッチ糸入り。生地の伸縮性を阻害しない。Tシャツやニット素材の肩線、カットソーの襟ぐり着脱時の頭や腕の通りを邪魔せず、過度な伸びダレのみを確実にセーブ。

このように、伸び止めテープの平とバイアスの違いを理解せずに直線用の平テープを襟ぐりに使ってしまうと、襟元がつっぱって綺麗な丸みが出なくなります。逆に、伸びを完全に止めたいファスナー付け部分にバイアスを使ってしまうと、開閉時にファスナーが波打つ「ウエーブ現象」を引き起こすため、適材適所の選定が大切です。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。