ネット検索や知恵袋、SNSの観光コミュニティ上には、実地確認を怠った不正確な情報や、駅名改称前の古い知識に基づいた誤解が今なお飛び交っています。旅程の破綻を避けるため、代表的な誤認の真相を整理します。
【誤解1】「正門へ行くなら名古屋城駅ではなく、隣の浅間町駅で降りるべき」という噂の真相
一部の旅行ブログ等で「正門への最短ルートは鶴舞線の浅間町(せんげんちょう)駅」と推奨される記述が見受けられます。確かに地図上では浅間町駅1番出口から正門まで直線距離で近く見えますが、実測すると徒歩約10〜12分(約900m)を要し、名古屋城駅7番出口から外周を歩く所要時間と実質的に大差ありません。さらに、名古屋駅からの乗り換え利便性を考慮すると、わざわざ伏見駅で鶴舞線に乗り換えて浅間町を目指すメリットは薄く、名城線を素直に利用して名古屋城駅からアプローチする方が乗り換え回数を抑えられます。
【誤解2】「7番出口を出れば、目の前にチケット売り場がある」という思い込み
駅を出てすぐに入城ゲートがあると思い込んでいると、地上に出てから落胆することになります。7番出口の地上部には金シャチ横丁(宗春ゾーン)の飲食店が連なっており、名古屋城東門の発券所および改札ゲートまでは並木道を約200メートルほど直進する必要があります。混雑期には発券所の前に行列が延びるため、スマートフォン等で事前にWeb前売り電子チケットを購入しておくことが、現場での待ち時間を削る最大の防御策です。