順調に音楽活動を重ねていた岡村孝子を突如襲ったのが、2019年4月の急性リンパ性白血病の診断でした。予定されていたコンサートツアーは急きょ中止となり、長期にわたる過酷な抗がん剤治療と闘病生活を余儀なくされました。
一時は声が出なくなるリスクや命の危機に直面しながらも、岡村はさい帯血移植手術を受け、懸命なリハビリと治療に励みました。病床からもSNSを通じて前向きなメッセージを発信し続け、同じ病と闘う患者やファンに勇気を与え続けた姿は大きな感動を呼びました。
そして2021年9月、移植から約2年の歳月を経て、東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催された復帰コンサート「岡村孝子 Special Live “T's Garden 〜恋をはじめよう〜”」で見事にステージへ生還しました。自らの代表曲である「夢をあきらめないで」を涙ながらに歌い上げる姿は、楽曲が持つメッセージと本人の生き様が重なり合い、多くのファンの胸を熱くさせました。