どれほど身体に良い飲み物であっても、限度を超えれば予期せぬ不調を招きます。ルイボスティーを日常的に大量摂取した場合、具体的にどのようなリスクが生じるのでしょうか。
1. 胃痛・胸やけ(胃腸への刺激)
ルイボスティーには、植物特有の渋み成分であるタンニンが含まれています。緑茶や紅茶に比べれば含有量はごく微量ですが、空腹時に濃いルイボスティーをがぶ飲みすると、胃粘膜を刺激して胃痛や吐き気、胸やけを引き起こす場合があります。胃腸がデリケートな人は、薄めに煮出すか食後に飲む配慮が求められます。
2. 腹痛・下痢(マグネシウムの緩下作用)
下痢や腹痛の原因として挙げられるのが、ミネラル成分の1つであるマグネシウムです。マグネシウムは腸内に水分を引き寄せて便を柔らかくする働きがあり、便秘薬の主成分としても広く使われています。便秘気味の人には助けになる一方、もともとお腹が緩い人や過剰に飲んだ人は、腸が過剰に刺激されて下痢を誘発することがあります。
3. 頻尿と腎臓への負担(カリウムと利尿作用)
ルイボスティーに含まれるカリウムには、体内の余分なナトリウム(塩分)と水分を排出する利尿作用があります。むくみ解消に役立つ反面、過剰に摂取するとトイレの回数が極端に増え、夜間の睡眠を妨げる原因になります。さらに、腎機能が低下している人の場合、カリウムを正常に排泄できず高カリウム血症を招くリスクがあるため、腎臓疾患を抱える方は医師への事前相談が必須です。