2022年6月、坂口杏里さんが元女性のトランスジェンダー格闘家でバー経営者の男性との電撃結婚を発表した際、世間からは再出発を祝福する声が多く寄せられました。しかし、わずか数ヶ月後にはInstagramのストーリーズ機能などを通じ、夫婦間の金銭トラブルや日常的な衝突を生々しく暴露・告発する事態へと発展しました。
真夜中のインスタライブでの号泣配信や、相手への強い非難を投稿した直後に仲睦まじい写真を投稿するなど、気分の急激なアップダウンやアンビバレント(両価的)な感情表出が繰り返されました。この一連の騒動に対するネットユーザーの反応は、主に以下のように二極化しました。
「精神的に不安定な状態でSNSを使わせるのは危険」「周囲に信頼できる大人のサポーターはいないのか」という同情と保護を求める声がある一方で、5ちゃんねるやSNSのコメント欄では「また炎上商法か」「感情の制御が効かないのはやはり病的な問題ではないか」といった厳しい批判や、安易な精神医学的ラベリングを行う書き込みが目立ちました。
この結婚と離婚の経緯は、デジタルタトゥーとしてネット空間に残るリスクを浮き彫りにしたと同時に、彼女が抱える「見捨てられ不安」や「情動制御の困難さ」が極めて深刻なレベルにあったことを示しています。