副鼻腔炎と蓄膿症は何が違う?長引く鼻水・顔面痛の正体と最新治療

副鼻腔炎と蓄膿症は何が違う?長引く鼻水・顔面痛の正体と最新治療

副鼻腔炎と蓄膿症は何が違う?長引く鼻水・顔面痛の正体と最新治療について徹底解説いたします。詳細な分析をチェックしてください。

副鼻腔炎の患者を最も苦しめる症状の一つが、頭痛や顔面の圧迫痛です。「眼科や脳神経外科を受診したが異常なしと言われ、耳鼻科で初めて原因が副鼻腔炎だと分かった」というケースは珍しくありません。

副鼻腔は、頬の奥(上顎洞)、両目の間(篩骨洞)、おでこの奥(前頭洞)、そして頭の中心近くの目の奥深景(蝶形骨洞)に位置しています。炎症によって空洞の出口が塞がれると、内部に溜まった膿やガスが空洞内の圧力を急激に高めます。密閉された空間で内圧が上昇し、周囲を取り囲む三叉神経を直接刺激するため、激烈な痛みが生じるのです。

痛む部位は、炎症が起きている副鼻腔の位置と正確に連動しています。
・頬や上の奥歯が痛む:上顎洞の炎症(虫歯と誤認されることも多い)
・眉間の奥や目の間が重い:篩骨洞の炎症
・おでこが割れるように痛く、下を向くと悪化する:前頭洞の炎症
・頭頂部や目の奥深くに鈍痛が突き刺さる:蝶形骨洞の炎症

頭痛薬をいくら服用しても一時的な対症療法にしかならず、副鼻腔の排膿ルートを開通させない限り、痛みの根本原因を取り去ることは不可能です。

山田 真由
著者

山田 真由

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。