動画共有サービスにおいて「ダーウィン賞ピタゴラスイッチ動画」と称されるジャンルは、単一の失敗ではなく、小さな過失が連鎖して予想外の破滅へ向かう現象を指します。まるでからくり装置が次々に作動するように最悪の結末へ雪崩れ込む様子が、視聴者にブラックな笑いと寒気を与えています。
例えば、過去に話題となった事例では、「盗んだ電柱の銅線を売ろうとして、感電死した男」のエピソードがあります。この事件では、男性が高圧電線にノコギリを入れて感電し、ショックで落下した先が自らが運転してきた逃走用車両の屋根を突き破り、漏電した火花が車内の予備ガソリンタンクに引火。最終的に盗難車両ごと燃え尽きるという、偶然と愚行が幾重にも重なる劇的な連鎖が記録されています。
ニコニコ動画やYouTubeまとめ動画の視聴者からは、「コントのような展開だが実話なのが怖すぎる」「運が悪いのではなく、すべての原因を自分で作っている」といったリアルな声が寄せられています。動画編集者たちも、こうした連鎖反応をテロップや軽快なBGMで演出することで、視聴者の滞在時間を伸ばす工夫を凝らしています。