現在、国内の低燃費SUV市場を牽引しているのは、扱いやすいサイズ感と高効率な電動化ユニットを兼ね備えたコンパクトクラスです。実際のオーナーデータや市街地・高速道路を交えた走行テストから割り出された実燃費データをもとに、注目の主力車種を検証します。
クラストップの低燃費を誇るトヨタ・ヤリスクロス(ハイブリッド)は、WLTCモードで最高30.8km/Lという驚異的な数値を叩き出しており、実燃費でも24.0〜27.0km/L前後を安定して記録します。発進時からモーターがスムーズに駆動をアシストし、ストップ&ゴーの多い市街地でも燃料消費を最小限に抑え込める点が最大の強みです。
対抗馬として根強い支持を集めるホンダ・ヴェゼル(e:HEV)は、モーター主体の滑らかな走りとスタイリッシュなクーペ風キャビンが特徴。実燃費は19.0〜22.0km/Lとヤリスクロスに迫る数値を維持しつつ、後席の居住性や荷室の使い勝手で高いアドバンテージを発揮します。また、日産のキックス(e-POWER)やスバルのクロストレック(e-BOXER)も独自のドライブフィールと良好な燃費バランスで独自のポジションを築いています。