ゴルファーが大厚木へのエントリーを検討する際、真っ先に直面するのが「本コース」と「桜コース」のどちらを選ぶべきかという問題です。名称が似通っているため同一敷地内の別ホール程度に捉えられがちですが、両者はクラブハウスの場所自体が独立しており、コースの性格もまるで別物です。
結論から述べると、大厚木カントリークラブ本コースは明確に「中・上級者が挑み甲斐を感じるタフな丘陵コース」です。過去にプロトーナメントを開催した歴史を持つ東コース、自然の起伏がダイナミックに迫る西コース、そして高い正確性が求められる南コースの計27ホールで構成され、レギュラーティーからでも距離がしっかりと残るホールが多く配置されています。フェアウェイのアンジュレーション、要所に待ち受けるクロスバンカー、そして緻密なパッティングが要求されるベントグリーンがプレーヤーの判断力を揺さぶります。
対する桜コース(18ホール)は、比較的アップダウンが緩やかでフェアウェイ幅も広めに取られており、初心者やシニア、アベレージゴルファーがストレスなくスコアをまとめやすいレイアウトです。現場でキャディやクラブ関係者が語る証言によれば、「桜コースで90台前半を出したプレーヤーが同じ感覚で本コースに挑戦すると、傾斜地からのショットミスやバンカーの餌食になり、一気にスコアを10打以上崩すケースが珍しくない」と評されています。自分の現在の課題や同伴者のスキルレベルを見極めずに本コースを予約してしまうと、過酷な一日になりかねません。