男子バレー米国代表はなぜ強い?クリステンソンら名将が築く黄金期の真相

男子バレー米国代表はなぜ強い?クリステンソンら名将が築く黄金期の真相

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現在の男子アメリカ代表バレーボール選手一覧を見渡す中で、チームの背骨として君臨し続けているのが、世界最高のセッターと評されるマイカ・クリステンソンと、歴戦のオポジット/アウトサイドヒッターであるマット・アンダーソンの2人です。

クリステンソンは、ハワイ州出身の卓越したアスリート。どんな崩れた体勢からでもアタッカーの打点に寸分狂わずボールを届けるセットアップの精度は、まさに異次元です。自ら果敢にブロックの上から叩き込むツーアタックや、相手レシーバーを翻弄する強烈なジャンプサーブも武器であり、単なるパサーではなく「攻撃の起点でありフィニッシャー」としても機能します。海外メディアの特番インタビューで彼自身が「セッターの役割は単にボールを上げるだけでなく、相手ブロッカーとの心理戦でチェスを指すことだ」と語った通り、コート上の知性そのものといえます。

一方、マット・アンダーソンは長年にわたり代表のエースとして攻撃を牽引してきたリビングレジェンドです。最高到達点360cm超から放たれる打点の高いスパイクと、勝負所で見せる冷徹なまでの決定力は、対戦相手にとって最大の脅威。キャリア中盤からはチーム状況に応じてアウトサイドヒッターからオポジットへと柔軟にポジションを移行し、守備と攻撃の双方で絶大な安定感をもたらしています。

加えて、アウトサイドヒッターのTJ・デファルコやアーロン・ラッセル、ミドルブロッカーのマックス・ホルトやデイヴィッド・スミス、そして世界屈指の守護神であるリベロのエリック・ショージら、攻守のピースが隙間なく組み合わさっています。

項目・分析指標アメリカ代表の数値・実績データ世界主要トップ5カ国の水準専門編集部の戦力評価男子アメリカ代表バレー世界ランキング世界トップ3〜5位圏内を安定維持(360点台後半)350点〜400点(ポーランド、フランス等)主要国際大会でコンスタントに表彰台へ絡む抜群の安定感パリオリンピック最終成績銅メダル獲得(3位決定戦でイタリアにストレート勝利)メダル圏内(金:仏、銀:波、銅:米)東京五輪の予選敗退という屈辱から完璧なリバウンドを達成男子アメリカバレー最高到達点(平均)アタッカー陣平均:355cm〜365cm(アンダーソン360cm)350cm〜360cm前後世界のトップクラスであり、ブロックの上から叩く打点力ネーションズリーグ(VNL)通算成績準優勝複数回、毎大会ファイナルラウンド進出常連ベスト8以上進出が基準過密日程下でも戦術の再現性を保ち、高勝率を記録
橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。