大手レーベルのプロデューサー陣も、この巨大な波を無視できなくなっている。「従来の芸能ビジネスは、一方的な情報発信が基本でした。しかし、ここではファンとクリエイター、そしてアイコン自体が三角形の対等な関係を結んでいる」と、ある音楽関係者は分析する。
スキャンダルや体調不良によるリスクを最小限に抑えつつ、常に変化し続ける表現を提供できる点も、ビジネスモデルとしてきわめて強固だ。それでいて、機械的な冷たさは一切感じさせない。むしろ血の通った人間味すら漂わせるパフォーマンスに、業界全体が驚きを隠せないでいる。