現在、ファッション・美容業界においてタトゥーはワンポイントのアクセントや自己表現として受け入れられつつある。しかし、軽やかなイメージが広がる一方で、失敗や後悔を特集したドキュメンタリー番組が注目を集めるなど、光と影のギャップは広がっている。
レーザー除去技術が進歩したとはいえ、完全に元の肌に戻すには膨大な費用と年月、そして激しい痛みが伴う。就職、結婚、出産、そして温泉や海水浴といった日本独自の社会生活において、目立つ部位の刺青がいまだに大きなハードルとなる現実は変わっていない。一時のトレンドで刻んだワンポイントが、将来の選択肢を狭めてしまうリスクを常に自覚しなければならない。