ヴァルター・ポルストマンが作った規格は、やがて国際標準化機構 (ISO) によって取り入れられ、世界共通の枠組みであるISO 216 規格へと発展した。現在、世界の大半の国で公文書やビジネス書類の基準として採用されている。日本でもかつては美濃判や菊判といった独自の規格が主流だったが、国際化の波に伴い日本産業規格 (JIS) がA判を採用。国内のあらゆるオフィス環境でA4がデファクトスタンダードとして定着した。
世界中の工場で製造されるプリンターやスキャナ、バインダーが寸分の狂いもなく適合するのは、この緻密な用紙サイズ・寸法規格のおかげだ。世界規格が統一されているからこそ、国境を越えた書類交換や製品開発がスムーズに行われている。