彼女がなぜ、リスクを冒してまで限界露出のグラビアに踏み切ったのか。その発売理由は、芸能史に残る壮絶なトラブルの清算と直結しています。
発端は2020年秋、自身がプロデュースおよびPRを務めていたバストアップ関連商品(ナイトブラ「モテフィット」)に関して、過去の豊胸手術の事実を公表していなかったことが暴露された騒動でした。炎上を受けて彼女は返金を希望する購入者に対し、メーカーに代わって自腹で返金に応じる方針を表明。その返金総額および関連損害賠償は約4億円超という天文学的な規模に膨れ上がりました。
当時のYouTube配信や自著の手記において、彼女は「逃げずに全額を返済する」「自分の身を削ってでも責任を取る」と涙ながらに語り、資金調達のために銀座の高級クラブ勤務や格闘技イベントへの参戦など、手段を選ばぬ再起劇を展開しました。その切り札の1つとして実現したのが、講談社からのオファーに応じる形での写真集『破天荒』の出版でした。
出版関係者の証言によると、企画会議の段階から「中途半端なグラビアでは世間は納得しない。覚悟のすべてを身体で表現する」という方針が一貫して貫かれていたといいます。発売直前には『FRIDAY』の袋とじ企画で独占先行カットが掲載され、書店やコンビニの雑誌コーナーで大きな話題を呼びました。単なるアイドルのイメージビデオ的な露出ではなく、「泥水をすすってでも完済する」という背水の陣の覚悟が込められたプロモーションだったことが、社会的な耳目を集めた決定打でした。