過激なコスプレが話題を呼ぶ一方で、イベントの健全な運営を支えているのがコミックマーケット準備会による厳格なルールだ。コミケは全年齢を対象としたイベントであり、刑法175条(わいせつ物頒布等)や各自治体の条例に触れる行為は厳しく制限されている。
準備会が設定する衣装規制では、胸部や股間の直接的な露出はもちろん、過度な食い込みや下着が見える構造に対する対策(肌色のインナー着用など)が徹底的にチェックされる。安全基準を守りつつ、いかにキャラクターの魅力を引き出せるか。運営と参加者の双方が築き上げてきたこの「信頼のルール」があるからこそ、表現の自由が守られているのだ。