映画界において、3月2日生まれの筆頭格といえばダニエル・クレイグでしょう。彼が6代目ジェームズ・ボンドに抜擢された当初、世間の反応は必ずしも好意的なものばかりではありませんでした。しかし、その下馬評を圧倒的な演技力とリアルな殺気で覆してみせたのです。長年ボンド映画を手がけてきた制作会社EONプロダクションズにとっても、彼の起用はシリーズの歴史を塗り替える決定打となりました。
集大成となった映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でボンド役を勇退した後も、彼の快進撃は止まりません。従来の肉体派アクション映画のイメージを鮮やかに脱ぎ捨て、ミステリー作品や舞台劇へと挑戦の幅を広げています。特にNetflixで配信された作品群でのコミカルかつ鋭烈な探偵役は、彼の新たな代表作として世界中で絶賛されました。一つの枠にとらわれない柔軟さこそ、彼が誇る役者魂の真骨頂と言えます。