「ヒダがくずれて上手くたためない」「毎回の稽古後に時間がかかってしまう」――そんな剣道の袴のたたみ方で困っていませんか?長年武道用品を手がける老舗の武道具職人に取材したところ、型崩れを防ぎ生地を長持ちさせる折り畳みの秘訣は、最初の「ひだの揃え方」と「帯の収め方」にあるという。
まず床に平らに袴を広げたら、前5本・後2本のヒダを手で撫でるようにピシッと整える。ここでのポイントは無理に引っ張らず、縫い目に沿って自然にラインを出すことだ。次に左右を中央へ折り込み、腰板を手前に倒す。帯は十字に結ぶか、左右交互に巻きつけてコンパクトに固定する。この一連の動作を覚えてしまえば、初心者でも1分でシワなく美しいヒダに仕上がる。道具を丁寧に扱う姿勢こそ、上達への第一歩だ。