現行型となる「ハイエース 200系」が誕生したのは2004年のこと。すでに20年以上のロングセラーでありながら、古さを感じさせるどころか市場のトップを走り続けている。生産の多くを担うトヨタ車体株式会社の高度な製造技術と、過酷な使用環境に耐えうる高剛性フレーム構造が、その揺るぎない信頼性を担保している。
特に高く評価されているのが、運転席の下にエンジンを配置する「キャブオーバー」構造だ。短い全長でありながら最大の荷室長を確保できるこのレイアウトは、日本の狭小な道路事情や現場の駐車スペースにおいて決定的な強みを発揮する。フロントノーズを伸ばすこと無く、積載量を極限まで高めるパッケージングこそ、日本の職人たちから愛され続ける最大の理由である。