旅行者が現地の店頭で最も戸惑いやすいのが、日本独自の呼び名とのギャップです。「ソフトクリーム(soft cream)」は、日本で独自に広まった典型的な和製英語です。英語圏では「soft serve」や「soft serve ice cream」と呼ばれており、韓国の外来語表記もアメリカ英語の語源に近い形を採用しています。
そのため、現地の店員に対して日本語訛りで「ソフトクリーム ジュセヨ(ください)」と言っても、「ソフト(柔らかい)なクリーム(生クリーム)」と解釈されたり、単語自体が認識されなかったりするトラブルが起きます。
さらに注意が必要なのは、「아이스크림(アイスクリム)」という単語の使い方です。韓国で単に「アイスクリーム」と言うと、サーティワン(現地ではベスキン・ラビンスと呼ばれる)のようなディッパーですくうアイスや、コンビニのアイスバーを指すことが多くなります。柔らかく滑らかなあの食感を求めているときは、必ず「소프트(ソプトゥ)」という修飾語を明確に添えることがコミュニケーションを成立させる鍵です。