現地での覆面調査および各種レビュープラットフォーム、SNS上のリアルタイムな反響を精査すると、錦糸町の韓国料理店に対する一般的なイメージと実情には興味深い事実が浮かび上がってきます。
ネット上の口コミで特に目立つのは「新大久保に比べて並ばずに入れるのに、味のパンチと本場感はこちらが上」という評価です。10代〜20代前半の流行発信拠点となった新大久保では、長蛇の列や席の滞在時間制限(90分制など)にストレスを感じる層が増加しています。これに対し、錦糸町は30代以上の社会人や地元常連客が中心であり、落ち着いて腰を据え、手作りのキムチや煮込み料理をじっくり味わえる点が支持されています。
現場取材で見逃せないのが、南口の個人店で提供される「パンチャン(お通しの副菜)」のレベルの高さです。既製品のキムチを小皿で出すチェーン店とは異なり、カクテキ、エゴマの葉の醤油漬け、自家製ナムル、ミョルチポックム(小魚の炒め煮)など、日替わりで4〜6品が無料で振る舞われる店が多く存在します。常連客の証言でも「副菜だけでマッコリが1本空く」「オモニの家庭料理そのもので安心する」といった声が多数を占めています。