かつての南茂原カントリークラブは、単なる地方コースに留まらない確固たる魅力を持っていました。ゴルフポータルサイトの過去の口コミや当時のインターネットコミュニティ(5ちゃんねる、ゴルフ系掲示板など)のアーカイブを紐解くと、プレーヤーたちの生々しい評価が浮かび上がってきます。
「ブラインドホールが多く、正確なティーショットが要求されるテクニカルコースだった」「グリーンが微妙なアンジュレーションを持っていて、パッティングの腕が試された」というコースレイアウトへの高評価が多く寄せられていました。また、昼食のバイキングや親しみやすいスタッフの接客態度など、アットホームなホスピタリティを高く評価するリピーターも多数存在していました。
一方で、閉鎖直前から表面化した会員権および預託金返還問題に対しては、メンバーから怒りと悲痛な声が噴出しました。
「長年メンバーとして年会費を払い、ホームコースとして愛着を持っていたのに、突如届いた閉鎖通知に頭が真っ白になった」「預託金の返還手続きが極めて不透明で、事実上の紙屑になってしまった」という証言は、当時の会員権市場に大きな波紋を広げました。ゴルフ場経営の法的主体が整理される過程で、一般会員が最も不利益を被るという、日本のゴルフ場業界が長年抱え続けてきた構造的欠陥が露呈した形です。