設定を正しく合わせたにもかかわらず仕上がりが眠い画像になってしまう場合、月 写真 ぼやける 原因と対策の観点から3つの物理的要因を疑う必要があります。
第1の要因は「手ブレ」です。焦点距離300mm以上の望遠域では、人間の心拍やシャッターボタンを押す指の圧力すら致命的なブレとなって写真に現れます。これを防ぐためには月 望遠レンズ 三脚 おすすめの基準として、耐荷重に余裕のある剛性の高いカーボン三脚と、自由雲台ではなく微調整が効く3ウェイ雲台またはギア雲台の導入が推奨されます。さらに、シャッターを押す瞬間の振動を避けるため、2秒〜5秒のセルフタイマーまたはレリーズ(リモコン)を使用するのが鉄則です。
見落とされがちな盲点として、三脚使用時はレンズやボディの「手ブレ補正機能(IS / VR / IBIS)」をオフにする必要があります。三脚で完全に静止している状態では、手ブレ補正機構が誤作動を起こし、微小な自爆ブレを誘発する現象が発生するためです。
第2の要因は「大気シンチレーション(大気の揺らぎ)」です。冬の澄んだ夜空であっても、上空のジェット気流や地表の熱放射によって光が屈折し、像がメラメラと揺らぐことがあります。月が地平線近くにある低高度の時間帯は通過する大気の層が厚いためボケやすく、南中高度(空の一番高い位置)に達したタイミングを狙うことで、空気の層による画質低下を最小限に抑えられます。