JRの掲出拒否をきっかけに、世論は大きく二分されました。メディアやインターネット掲示板では連日激しい意見が交わされる事態となりました。
主な批判意見としては「公共の駅空間に半裸の男性のアップは刺激が強すぎる」「見たくない人の目に触れる場所では配慮が必要」といった声がありました。一方で、圧倒的多数を占めたのはJR側の過剰反応に対する疑問や批判でした。「伝統文化に対する冒涜ではないか」「生命力あふれる素晴らしい写真」「これがセクハラなら相撲のポスターも貼れないのか」といった擁護論が巻き起こりました。
皮肉にも、この騒動は蘇民祭にとって過去最大の宣伝効果をもたらしました。全国から観光協会へ「ポスターを譲ってほしい」「購入したい」という問い合わせが殺到し、ポスターは異例の増刷を実施。その年の黒石寺蘇民祭には、例年の数倍に及ぶ見物客や報道陣が全国から押し寄せる社会現象となりました。