ネット上のQ&Aサイトなどで頻繁に見られるのが、「登録教習所に行けば、授業中居眠りしていても最後は下駄を履かせて合格させてくれる」という極端な言説です。これは完全に時代遅れの都市伝説であり、現在の海事行政下では通用しません。
国土交通省の監査や指導指針は厳格化されており、修了審査は客観的な採点基準に基づいて厳正に実施されます。学科審査で合格ライン(各科目50%以上かつ総得点65%以上)に届かなかった場合や、実技審査で「安全確認の怠り」「見張り不十分」「ブイへの衝突コース進入」などの重大な減点項目が重なれば、容赦なく補講および再審査の対象になります。
不合格になった場合、補講料や再審査料として別途数千円〜1万円程度の追加コストや別日の拘束が発生します。「受講料を払ったから受かる」という受け身の姿勢ではなく、「教官の指導をその場で完璧に体得する」という能動的な意識を持つことが、最短かつ最小コストで免許を手にする唯一の近道です。