かつて平成から令和初期にかけては、とにかく顎先を細くシャープに見せる「Vライン」や、極端な小顔願望がトレンドを席巻した。しかし2026年の現在、美容トレンドは明らかに方向転換を遂げている。過度な骨削りや極端なヒアルロン酸注入によって生じる不自然な表情の変化に対する反省から、現在は「個々の骨格を活かした立体感と調和」が何よりも重視される時代となった。
特に重視されているのが、上顔面(生え際〜眉下)、中顔面(眉下〜鼻下)、下顔面(鼻下〜顎先)の垂直比率だ。かつては「1 : 1 : 1」が理想とされたが、現在のトレンドでは下顔面がほんの少し短い「1 : 1 : 0.8〜0.9」のバランスが、若々しさと品格を感じさせる黄金比率として定着している。顎が長すぎる・短すぎるという悩みも、この中顔面と下顔面の相対比率によって印象がガラリと変わる。