運転席のインパネ(インストルメントパネル)に突如として浮かび上がる船のようなシンボル。多くのドライバーが「車なのに、なぜ船のマークが?」と疑問を抱きますが、デザインの元になっているのは「水面(波)に温度計が浸かっている様子」です。車メーター船マーク意味を紐解くと、エンジン内部を循環して熱を奪う冷却水(LLC:ロングライフクーラント)の温度異常をドライバーへ直感的に伝えるピクトグラムであることが分かります。
かつての自動車は針で水温を示す「水温計」が標準装備されていましたが、近年の省スペース化やデジタルメーター化に伴い、異常時のみ点灯するLEDランプ式(水温警告灯)が主流となりました。車のインパネ表示意味を正しく理解していないと、重大なエンジントラブルの初期サインを見過ごす危険性があります。
ちなみに、自動車の歴史において「本物の帆船」をエンブレムに採用していた車種として名高いのが、トヨタの高級スペシャリティカー「ソアラ(SOARER)」です。フロントグリルに優雅な帆船マークを掲げた名車ですが、メーターパネル内で光る船マークに関しては、どの国産車・輸入車であっても100%「冷却水関連の警告」を意味しています。