ネット上の旅行ブログでよく見られる「路面電車の『大浦天主堂』電停で降りて正門から入るのが正解」という記述は、旅行者の体力を奪う大きな盲点です。正門からのアプローチは、みやげ物店が並ぶ急坂を登り切った後に園内でもさらに上り坂を強いられる構造になっており、運動不足の身体には相当な負荷がかかります。
この問題を一気に解決するのが、地元住民の生活用インフラとしても機能している日本初の斜行エレベーター「グラバースカイロード」の登り方を活用した裏技ルートです。路面電車を「石橋」電停で下車し、スカイロードの斜行エレベーターと垂直エレベーターを乗り継ぐと、わずか数分で南山手の頂上エリア(標高約50メートル)に到達します。
そこからグラバー園の「第2ゲート(最上部)」へアクセスすれば、園内を上から下へと一方通行で下りながら鑑賞できます。園内のエスカレーター(動く歩道)は下り方向には設置されていない箇所が多いため、最上部から入園して下り坂を歩く動線こそが、膝への負担を軽減し所要時間を最短化する最も理にかなった選択肢です。