日が沈むと、街の表情は一変する。かつては夜21時を過ぎると閉店する店舗が多かったが、現在の夜風はまったく異なる熱気を運んでくる。ネオンの下、オープンエアのライブ居酒屋からは軽快な民謡ロックが溢れ出し、通り全体が巨大な屋外ラウンジの様相を呈する。
自治体と民間事業者がタッグを組み、夜間の文化イベントやストリートパフォーマンスを解禁。泡盛をベースにしたオリジナルカクテルを手に、夜の街を回遊する旅行者の姿が常態化した。「夜が退屈」と言われたかつてのイメージは完全に払拭され、経済波及効果は前年比で40%増という驚異的な数字を叩き出している。