家庭においてキウイジャムを調理する際、選択肢となるのが「伝統的なホーロー鍋・ステンレス鍋による直火煮込み」と「耐熱ボウルを用いたマイクロ波(電子レンジ)加熱」の2系統です。少量(キウイ2〜3個分)を素早く仕上げたい現場では、電子レンジで作るキウイジャムが驚異的なパフォーマンスを発揮します。
電子レンジ調理を採用する場合のキウイジャム変色防止の裏ワザとして知られるのが、「深型耐熱ガラスボウルを使用し、ラップをかけずに水分を蒸散させる手法」です。平たい容器や浅いボウルを使うと、沸騰した泡が一気にせり上がり大惨事となります。容量の3倍以上の深さがある容器を選び、600Wでまず4分加熱、取り出して全体を木べらで底から返し、さらに3分加熱。最後にレモン汁を加えて余熱でなじませ、すぐにボウルの底を氷水に浸して急速冷却します。この「急熱・急冷」こそが、退色を防ぐ決定打となります。