小林旭の私生活を語るうえで避けて通れないのが、妻・青山京子さん(元東宝の看板女優)の存在です。二人は1967年に結婚し、青山さんは結婚を機に芸能界を完全に引退。波乱万丈の芸能界を生き抜く小林を、家庭の守護神として50年以上支え続けました。
しかし、2020年1月12日、青山京子さんは肺がんのため都内の病院で逝去(享年84)。妻が旅立った際、小林旭は記者会見で「僕の人生のすべてだった」「骨になってもカミさんはカミさん」と涙を浮かべながら語り、その深い愛情と喪失感は多くの人々の胸を打ちました。ゴルフ場開発事業の失敗などにより背負った数十億円とも言われる巨額の借金を完済できた背景にも、青山さんの徹底した倹約と内助の功があったことは広く知られています。
かつて世田谷区成城などに構えていた豪邸での生活から、妻の逝去を経て、現在の小林旭の日常を支えているのは二人の子供たちです。長女の小林真実(まみ)さんと長男の一路(かずみち)さんが身の回りのサポートやマネジメントに関わり、孤立することなく家族の温もりの中で穏やかな日常を送っています。