有明の地で起きた最大のイノベーションは、マテハンシステム世界最大手であるダイフクとのグローバル戦略的パートナーシップによる有明物流センター自動化です。従来のアパレル倉庫といえば、広大な棚の間をピッカーが台車を押して歩き回り、伝票と商品を照合する膨大な人海戦術が当たり前でした。
しかし、ダイフク自動倉庫有明のプロジェクトによって導入されたのは、立体自動倉庫(AS/RS)と高速自動仕分け機、そして商品に付与されたRFID(ICタグ)を一括読み取りする完全デジタル化ラインです。段ボールの開梱から商品の保管、オーダーに応じた出庫ピッキング、梱包ラインへの搬送に至る工程の大半が自動化され、倉庫内作業の約90%の省人化を成し遂げました。
自動搬送ロボットが縦横無尽に走行し、作業員の手元へ必要な商品が自動で届く「Goods-to-Person(GTP)」方式の確立により、作業スタッフが重い荷物を持って歩き回る負荷は劇的に軽減されています。