家電量販店で「10年間お手入れ不要」といった宣伝文句を目にして自動お掃除機能付きエアコンを購入したものの、数年後にカバーを開けてその惨状に絶句するユーザーが急増しています。SNSや口コミサイトでも「自動掃除機能があるのにカビ臭い」「開けたらホコリの塊がびっしり詰まっていた」という悲痛な声が後を絶ちません。
お掃除機能付きエアコン フィルター掃除やり方における最大の盲点は、自動で掃除されるのは「フィルター表面の乾いた大きなホコリ」だけであり、油分を含んだベタつき汚れや、網目に絡みついた微細な粉塵、ダストボックスから溢れたゴミは除去できないという点です。
自動お掃除機能付きエアコンを所有している場合でも、以下のメンテナンスは手動で行う必要があります。
- ダストボックスの定期的なゴミ捨て: 半年〜1年に1回、集塵ボックスを取り出して溜まったホコリを廃棄する。
- フィルター本体の定期的な水洗い: 構造が複雑なロック機構を慎重に解除してフィルターを取り外し、年1〜2回は手動で水洗い洗浄を行う。
- 可動ブラシの清掃: ホコリを掻き取るブラシ自体に油やカビが固着している場合があるため、ブラシ部分の汚れを拭き取る。
また、エアコン臭い フィルター掃除で取れない原因の多くは、フィルターの奥にある「熱交換器(アルミフィン)」や「送風ファン」に繁殖したカビです。フィルターをどれほど完璧に洗浄しても、風を送り出すファン自体にカビのコロニーが形成されている場合、臭いの根本解決には至りません。