ちぢみほうれん草の茹で方極意!甘みを引き出す下処理と茹で時間の正解

ちぢみほうれん草の茹で方極意!甘みを引き出す下処理と茹で時間の正解

ちぢみほうれん草の茹で方極意!甘みを引き出す下処理と茹で時間の正解の重要ポイントをお届けします。専門的な知識が満載です。

「大きなたっぷりの湯を沸かすのが面倒」「お湯に栄養や甘みが溶け出すのを極限まで防ぎたい」という生活者のニーズに応え、現場で高評価を得ているのがフライパン蒸しと電子レンジ調理の2つのアプローチです。

フライパンを使った「無水風スチーム茹で」

料理研究家の間でも推奨されているのが、ちぢみほうれん草の茹で方をフライパンで行う蒸し茹でメソッドです。フライパンに綺麗に洗ったちぢみほうれん草を並べ、水大さじ3〜4(約50ml)と塩ひとつまみを振りかけます。蓋をして強めの中火にかけ、蒸気が勢いよく上がってから1分〜1分30秒ほど加熱します。

少量の水分から発生する高温の蒸気で一気に蒸し上げるため、水溶性ビタミンや糖分の流出を劇的に抑えられます。蓋を開けたらすぐに冷水にとり、手早く冷まして水気を絞ります。野菜自体の味が非常に濃厚に仕上がるため、素材そのものの風味をダイレクトに楽しみたい場合に最も適した調理法です。

電子レンジ調理の正しい手順と注意点

さらに手軽さを追求する場合、ちぢみほうれん草の電子レンジ加熱が重宝します。洗って水気が軽く残った状態のちぢみほうれん草(約150〜200g・1束)を、耐熱皿の上に根元と葉先が交互になるように並べます。ふんわりとラップをかけるか、電子レンジ対応のシリコンスチーマーに入れ、600Wで約1分40秒〜2分(500Wなら2分10秒〜2分30秒)加熱します。

加熱後の重要ポイントは、ラップを外してすぐに冷水を張ったボウルに放ち、1分ほどさらすことです。電子レンジ調理では熱湯にアクが溶け出さないため、水にさらす工程を省くとちぢみほうれん草のシュウ酸がそのまま残留し、口の中に渋みやえぐみが残ってしまいます。短時間冷水に浸してアクを抜き、しっかりと絞ることで、レンジ特有のムラを解消しつつクリアな味わいに仕上がります。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。