ハードル間の走りは、単なる全力疾走ではなく「正確なリズム運動」です。ハードル間の歩数は、踏み切る脚を常に一定に保てる奇数歩(3歩または5歩)が基本設計となります。
中学・高校の陸上競技やハイレベルな競技会で標準となるのが「ハードル間3歩走法」です。着地を「0歩目」とカウントし、「タ・タン・タ(1歩・2歩・3歩)」の鋭いピッチで刻み、4歩目で次の踏み切りに入ります。3歩のリズムを定着させるインターバル歩数リズムの秘訣は、1歩目を小さく素早く接地し、2歩目で大きく加速、3歩目で鋭く踏み切りに入るというストライドのメリハリにあります。
小中学生の体育や初心者で3歩が届かない場合は、無理に歩幅を広げようとするとフォームが崩れます。まずはハードル間を少し狭めた設定で「速いテンポの3歩」の感覚を神経系にインプットするか、無理のない「5歩のリズム」で減速せずに走り抜けるリズム感を身体に染み込ませる手順が合理的です。