病院の内部統制やケアの質を正確に推し量るバロメーターとなるのが、看護部門の定着率と職場環境です。公開されている大東中央病院の看護師求人情報や看護協会の登録データを分析すると、2交替制勤務の導入、院内保育所の完備、有給休暇取得率の向上に向けた組織的な取り組みが確認できます。
医療・看護分野の転職口コミサイトにおける現職・退職看護師の証言では、次のような生の声が寄せられています。
「急性期病棟は入退院が多く忙しいものの、医師と看護師、リハビリ職との垣根が低く、カンファレンスで意見が通りやすい」「教育プログラムがクリニカルラダーに沿って段階的に組まれており、中途採用でもブランクを感じにくかった」
慢性的な看護師不足に悩む地域医療現場において、離職率の急増などの異常値は見られず、手当の適正支給や時間外労働の削減に向けた労使の対話が機能しています。看護スタッフの精神的・肉体的ゆとりは、そのまま患者への bedside manner(接遇品質)に直結するため、組織の健全性という観点からも及第点以上の水準を保っていると評価できます。