キャンプ愛好家の間で、風速4mは「初級者が最も油断しやすい警戒ライン」として知られています。
特に注意したいのがキャンプでの焚き火です。平均風速が4mに達している環境下では、薪から立ち上る火の粉が横倒しになり、5〜10メートル以上先まで簡単に飛散します。周辺のナイロン製テントや衣類に火の粉が付着して穴を開けるだけでなく、枯れ葉や芝生に着火して山火事を引き起こす危険性が跳ね上がります。焚き火台に風防(陣幕)を設置する、火を小さく管理する、あるいは風が収まるまで着火を見合わせる勇気が必要です。
また、テント・タープの設営においても難易度が上がります。大型のヘキサタープやレクタタープは巨大な「帆」と同じ役割を果たすため、布地が激しくバタついて一人での設営は困難を極めます。付属のプラスチックペグやアルミピンペグでは地面から簡単に抜け落ちてしまうため、30cm以上の鍛造スチールペグを用い、風上側のガイロープを45度の角度でしっかりと打ち込む強固なペグダウンが求められます。