近年、痛みを緩和しながら体力を温存できる「無痛分娩(和痛分娩)」を選択する妊婦が増加しています。特に多忙を極める芸能人の間では無痛分娩が主流になりつつありますが、辻希美さんはなぜ自然分娩にこだわり続けたのでしょうか。
自著やメディアインタビュー、杉浦太陽さんの証言によると、そこには「出産の痛みを赤ちゃんと一緒に乗り越えたい」という強い覚悟と、第1子出産の原体験がありました。
第1子の出産時、陣痛促進剤を投与しながら何時間も続く陣痛の激痛に耐え抜き、我が子を抱いた瞬間の圧倒的な達成感と生命への敬意が、彼女の中で大きな指標となりました。杉浦太陽さんはテレビ番組や自身のYouTubeで、当時の様子を次のように振り返っています。
「妻の手を握りしめることしかできなかったが、命がけで我が子を産み落とす姿を見て、一生この人を守り支えていくと心に誓った」
特に第4子の出産では、経産婦特有の激しい「後陣痛(子宮が元の大きさに戻る際の収縮痛)」に見舞われ、出産後も数日間激痛に苦しんだことをブログで赤裸々に告白しました。痛みを美化するのではなく、「痛いものは痛い、本当に命がけ」と飾らずに発信したことが、世の母親たちからの絶大な共感につながっています。