皮膚にも異常がなく、明らかな神経痛でもないのに頭皮全体がジンジン痛む――その背景には自律神経の乱れと精神的ストレスが深く関わっています。
過度なプレッシャーや睡眠不足が続くと、交感神経が優位になり血管が持続的に収縮します。すると頭皮の血流が著しく滞り、老廃物や発痛物質が蓄積して痛みの受容体を刺激します。さらに、自律神経の乱れは痛みの閾値(いきち)を下げてしまうため、普段なら気にならない些細な刺激でも「ピリピリ痛い」と感じる知覚過敏状態を作り出します。
入浴時にぬるめのお湯に浸かって副交感神経を優位にすることや、耳の後ろから側頭部をやさしくほぐすセルフマッサージを取り入れ、全身の緊張を緩めるアプローチが効果的です。