かつては現地を訪れなければ味わえなかった幻の味が、今や沖縄の旅を締めくくる名物として人気を博している。その仕掛け人となったのが、空港売店を展開するJALUXと地元の名店だ。機内で手軽に味わえる本格的な空弁として販売がスタートすると、瞬く間に口コミが拡大。今では売り切れ必至の人気商品となった。
近年の沖縄における外食・観光産業の多様化に伴い、旅行者のニーズは「定番お土産」から「ご当地ならではのストーリー性ある食体験」へとシフトしている。搭乗前の限られた時間で手に入る本格派の味として、那覇空港の売店前には連日、入荷時刻を狙う熱心なファンの姿が見られるほどだ。